AC-3

Dolby Digital

ドルビー・デジタル

デジタル立体音響システムにおける音声の符号化方式の名称。ドルビー・プロ・ロジック・サラウンドでは実現できなかった5.1chの完全なディスクリートを実現したフォーマットで、マルチメディア・オーディオにおいて、臨場感あふれる音を作るために多く採用されている。ドルビー・プロ・ロジック・サラウンドが4chしかないに対し、AC-3はフロント(L/R/Center)3ch+サブ・ウーハー(120Hz以下、0.1chとカウント)の5.1chの独立した音声を再現している。米国カリフォルニア州のドルビー研究所(Dolby Laboratories)が開発したマルチチャンネル・デジタル・オーディオ信号符号化方式。AC-3はDVD-ROMやSoftDVDで採用され、最大5.1チャンネルのオーディオ信号を、人間の聴覚特性を考慮することによって知覚符号化し、人の耳に不要な音域を取り除き、音質を低下させることなく32kbps間で圧縮することができる。1994年から米国で実験放送を開始したDTV(Digital TV)でAC-3が採用され、すでに1998年から放送を開始した。AC-3はDVDのオーディオ方式にも採用され、今後あらゆるマルチメディア・システムに提供されると予測されている。富士通は1996年10月から、AC-3とProLogic(ドルビー・プロ・ロジック)デコーダーのプログラムを開発するための高性能デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を発売した。詳細情報はURL(http://www.dolby.com/jp/)で知ることができる。