Concealogram

コンシーログラム

イスラエルのネゲブにあるベングリオン大学(Ben Gurion University of the Negev)電子・コンピューター工学部に属する科学者ジョセフ・ローゼン(Joseph Rosen)準教授が開発した、デジタルファイルの中に秘密の情報を隠すのではなく、また、プリント用紙の素材やインクの中に秘密の情報を入れる化学steganographyとも違い、ハーフトーンの画像に点のバイナリー・セットで書かれた2次元コードを隠して埋め込み、標準的な光学スキャナーで画像をスキャンすれば、隠された2次元コードが読みとれるsteganographyの名称。詳細情報はURL(http://www.ee.bgu.ac.il/~rosen/)で知ることができる。Concealogramは、2次元コードの特徴である部分的に画像が隠れたり破損したりして起こるトラブルを回避でき、人相認識のためのバイオメトリクス(生物測定法)データを記録することもできることから、本人認証データまで書き込んでおくことができる。また、Joseph Rosen準教授自身が旧来から研究してきたホログラムや光学処理の考え方から、ホログラムの各部分にその画像全体が保存されているのと同じように、Concealogramによって新しく作られる「画像バーコード」の各部にも、そのバーコードが持っている情報のすべてが含まれていることから、さらにデータの破損に対応できるようになっている。Joseph Rosen準教授はIDカードなどにConcealogramを利用するのではなく、小さな薬剤のパッケージや食品パッケージ、プリペイドカードなどのロゴマークにConcealogramを印刷することで、偽ブランドや偽プリペイドカードによる事故も回避できる。国連機関の国際民間航空機関(ICAO/International Civil Aviation Authority)は、すでにパスポートでのバーコード使用を承認していることから、この技術をさらに新しいホログラム技術や2次元コードなど、アナログとデジタルの両方から合体させて発展させることで、次世代のsteganographyという新分野を開拓できる可能性は高い。ワシントン大学(University of Washington)のCenter for Communication and Civic Engagement研究室の教授Matthew Sparkeは、クレジットカードにパスポートをドッキングによる市民権のレポート「Passports into Credit Cards: On the Borders and Spaces of Neoliberal Citizenship」をODFで公開した。詳細情報はURL(http://depts.washington.edu/ccce/Assets/documents/pdf/Passportsintocreditcards.pdf)で知ることができる。ICAO(国際民間航空機関/International Civil Aviation Organization)がバイオメトリックス・パスポート(biometrics Passport)の導入に対応すると報告したことを受け、EDRIは2004年3月30日に、世界の約40カ国の民間団体がサインした公開質問状をICAOに提出した。詳細情報はURL(http://www.privacyinternational.org/issues/terrorism/rpt/icaobackground.html)または、URL(http://www.privacyinternational.org/issues/terrorism/rpt/icaoletter.pdf)で知ることができる。