Conspiracy Theory


「Conspiracy」とは、「陰謀」「謀略」「共同謀議」「共謀罪」「陰謀団」などという意味があり、「徒党を組んで」「結託して」何かをしでかすときに使われ、「Conspiracy Theory」となると、表面化していないが過去の経緯などから想像して、裏で誰かが仕組んだ情報操作や虚報などを流す行為を総称して使われる言葉。
日本で初めてウイルス作成者の摘発として、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署が2008年1月24日に、コンピュータ・ウイルスを作成した24歳の大阪府泉佐野市の男子大学院生ら20代と30代の男3人を逮捕した。
大学院生らは2007年10月ごろ、アニメ画像を作者の許可なく利用して感染させやすくしたウイルスを作成し、ファイル共有ソフト「Winny」のネットワークに流出させた容疑であった。
しかし、逮捕容疑がウイルスにもコンピュータにも関係のない、被害者を増やそうとウイルスに人気アニメの画像を組み込んだため、「奇策」として、「著作権法違反」を適用してようやく摘発にこぎつけた。
刑法には、ウイルスを作成し、他人のコンピュータに感染させてデータを壊し、業務妨害した際に適用される「電子計算機損壊等業務妨害罪」がある。だが、作成と配布だけでは、この罪に問うことができない。
京都府警の捜査でも、業務妨害などの事実をつかむことはできず、適用を断念した。
その結果、ウイルス作成は野放し、ということになる。
政府は、2001年に、コンピューター犯罪対策を国際協力で強化する「サイバー犯罪条約」に署名し、2004年には、条約批准に必要な関連法案として、ウイルス作成を罰する刑法改正案などを国会に提出している。
ところが、組織犯罪を計画段階で取り締まる「共謀罪」が併せて法案に盛り込まれたことに、野党が「定義があいまい」などと反発し、継続審議となって、棚上げのままになっている。
「共謀罪」とは切り離し、ウイルス防止に焦点を当てた法律を整備することが必要になっている。