DDWGの1999年2月23日付けNEWS RELEASE

日本語版

米国カリフォルニア州パームスプリングスで1999年2月23〜25日に開催されたIDF(Intel Developer Forum/スインテル・デベロッパ・フォーラム)コンファレンスで、DDWG(Digital Display Working Group)が、新しいDVIの最終規格案を提出した。DDWBメンバ−に関する情報の問い合わせ先: Administration@ddwg.orgとURL(http://www.ddwg.org)

[NEWS RELEASE日本語版全文]
News Release

DIGITAL DISPLAY WORKING GROUP が、
新しいDIGITAL VISUAL INTERFACE (DVI) の最終規格案を提出

コンパック、富士通、ヒューレット・パッカード、IBM、インテル、NEC、 シリコン・イメージの各社による協同作業が、ディジタル・ディスプレイ への移行を促進

1999年2月23日 米国カリフォルニア州パームスプリングス、 インテル・デベロッパ・フォーラム(INTEL DEVELOPER FORUM)にて発表

(本文)
ディジタル・ディスプレイ用インタフェースの業界標準規格の策定を 目指すDigital Display Working Group(DDWG)は、DDWGメンバー による最終審査に提出されるDigital Visual Interface(DVI)規格の最終案(Final Draft)の策定が完了したと発表した。この発表は2月23日、米国で開催中のインテル・デベロッパ・フォーラム(IDF:Intel Developer Forum)の会場で行われた。このDVIの仕様は、従来のアナログ・ディス プレイをサポートしながら、ディジタル方式によるディジタル・ディスプ レイと高性能PC間との共通接続を可能にするという要求に対応している。インテル、コンパック、富士通、ヒューレット・パッカード、IBM、 NEC、シリコン・イメージの各社によって結成されたDDWGでの協同作業 により、プロトコル、電気的および機械的な仕様を含む厳格で包括的な 拡張性のあるインタフェース規格が策定された。

インテル社のPat Gelsinger、Desktop Products Group担当副社長は、「我々は、本日、Digital Display Interface規格の最終案を発表できたことを嬉しく思っている。このインタフェースによってディジタル信号からアナログ信号への変換が不要となるため、各OEMメーカはコストを節減することができ、より鮮明でリアルなイメージが表示できる次世代の ディジタル・ディスプレイが実現可能になる。昨年9月に開催されたIDFにおいて、我々はDigital Display Working Groupの結成を発表した。 このグループはディジタル・ディスプレイに対する厳格で包括的、また拡 張性のあるインタフェース規格の策定に着手し、その活動の成果が本日の発表となった。この規格はPCプラットフォームからアナログ回路を取り除くことを目指したものである。」と語っている。

これまで、ディジタル・ディスプレイには複数の規格やコンソシアムが存在していたため、システム・メーカーやエンド・ユーザーに混乱が生じていた。DDWGが設立された目的は、ディジタル・ディスプレイと高性能PC間のインタフェースを規定した単独の業界標準規格を策定し、こうした混乱を解消することにあった。
TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)技術を使用した シリコン・イメージ社のPanelLinkテクノロジーがこのワーキング・グ ループによって提案されたインタフェースの技術的なベースとなっている。

Digital Visual Interfaceの最終規格案の策定により、Digital Display Working Groupのメンバーは業界唯一の完全でオープンな規格が提供され、PCプラットフォームにおける高品質ディジタル・ディスプレイの導入と 実現が加速されるものと期待している。DDWGでは、ワーキング・グル ープの参加メンバーによる提案規格に対する最終審査と意見聴取を実施し、1999年第1四半期(3月末)までに最終的な規格の制定を完了させる予定 である。

シリコン・イメージ社のScott Macomber社長は「シリコン・イメージは、 業界の主要企業によって結成されたグループによってDVIの最終規格案が提出されたことに感激している。これは、業界にとって大きな前進となる出来事である。DVIの心臓部となっているTMDSテクノロジによって、世界中の一般消費者、コンピュータ・ユーザーは間もなくオール・ディジ タル・ディスプレイによる高品質の画像を最小のコストで利用できるよう になるだろう。我々はこの標準規格の制定により、民生用電子機器および コンピュータのユーザーに対して、21世紀に登場する多様なディスプレイで互換性のあるプラグ・アンド・プレイ機能が提供されるものと期待している。」と述べている。

また、コンパック社のLaurie Frick副社長は「ディジタル・フラット・パネル・ディスプレイを提供しているリーダーとして、コンパックは次世代のディジタル・ディスプレイ技術を進展させるDigital Display Working Groupによる標準規格案が策定されたことを大いに歓迎する。最先端のディジタルおよびアナログ接続を可能にする新しい厳格な標準規格の制定によって、最終ユーザーは将来登場するPCの最新機能を体験することができ、同時にDigital Flat Panel Port(DFP)との上位互換性の提供によって、これまでのユーザーの投資も保護されることになる。この規格にアナ ログ・インタフェースのサポートも含まれたことで、VGAコネクタの削除の進展とアナログ・サポートによるシステム・コストの低減と性能の向上が実現されるだろう」と語っている。

富士通(株)パーソナルビジネス本部パーソナルシステム事業部の井上浩一事業部長は、「当社はディジタル・ディスプレイ・インタフェース が単独の業界標準規格に統合化されることを非常に喜んでいる。このDigital Visual Interface規格により、多様なディスプレイ・テクロジ間での互換性が提供されるため、この標準規格案の策定の完了はPC業界およびPCユーザーの双方にとって重要なことである。このディジタル・インタフェースによって、ディジタル・フラット・パネル・モニタは従来のア ナログ・インタフェースよりもさらに鮮明な画像を表示できるようになる。 これはユーザーに利点をもたらす大きな技術的な進展である。富士通はDigital Display Working Groupの活動の推進と目的の達成に積極的に参加している。」と述べている。

ヒューレット・パッカード社Business Desktop DivisionのSylvain Sadier R & Dマネージャーは「当社はDisplay Working Groupに参加できたことを喜んでいる。この新しい拡張性のあるインタフェース規格は、PCのエンド・ユーザーにさらに拡張性に富んだ接続パスを継続的に提供してゆくことになる。」と語っている。

一方、IBM社のKevin Barry、Options and Monitors担当General Managerは、「IBMは、統合化された業界標準のディジタル・モニタ・ インタフェースを策定するこのワーキング・グループに参加できたことを喜んでいる。この規格はすでに規定されているVESA P&D規格に採用されているTMDS技術をベースしているため、新しいDVIインタフェース が導入された場合でも、15インチおよび18インチTFT液晶モニタのIBM P&Dバージョンなどのような既存ディジタル・モニタに対するユーザーの投資も保護されることになる。」と述べている。

日本電気(株)第一パーソナルコンピュータ事業部新技術商品化グループの藤波克美グループ・マネージャは「NECはモニタとコンピュータ間のインタフェースを進展させる新たな規格の策定に参加できたことを光栄に思っている。NECはこの種のオープンな標準規格の策定に対するサポートを今後も継続的に提供する。ディジタル・ディスプレイ・インタフェースの標準化は業界にとって歓迎すべきことであり、コンピュータとディスプレイ間の互換性を求めているユーザーにも利益をもらすことになるだろう。」と語っている。

Molex社DataComm Divisionのpresidentである、Liam McCathy氏は「我々はDDWGによって業界標準のビデオ・インタフェース規格が策定されたことを歓迎している。Molex社はDDWGから新たなビジネス・チャンスが提供されたことを非常に喜んでいる。当社はMolexの技術をベースにしたDVIコネクタの開発を切望している」とコメントしている。

Digital Display Working Groupについて
Digital Display Working Groupは昨年秋、PC、民生用電子機器、および ディジタル・ディスプレイ間のディジタル・インタフェースに関するユニ バーサルな業界標準規格を策定するために結成されている。DDWGは、 インテル(NASDAQ:INTC)、コンパック(NYSE:CPQ)、富士通、 ヒューレット・パッカード(NYSE:HWP)、IBM(NYSE:IBM)、NEC、シリコン・イメージの各社が協同で設立、活動しているグループである。 DDWGのメンバーになるための情報は、URL(http://www.ddwg.org)に提供されている。

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