Digimarc MediaBridge Reader


米国のデジマーク(Digimarc)社が紙メディアをデジタルと接続する技術として2000年6月6日に発表した、パソコンに接続されたデジタルカメラで広告などを撮影すると、デジタルカメラが自動的にデジタル・コードを読みとるリーダーの役目をして、その広告にある特殊なデジタルコードを読み取り、その広告ページが指定したサイトに接続することができるアプリケーションの名称。このシステムを利用するにはAdobe Acrobat Readerが必要で、Digimarc MediaBridge Readerをサポートしているデジタルカメラは、Intel PC Camera Pro Pack、Intel PC Camera Pack、3Com HomeConnected PC Digital Camera、Philips PCVC680K Vesta Pro PC Camera、Philips PCVC675K Vesta PC Cameraの5モデルのみで、対応OSは、Windows98/2000、MacOS 8.6以上となっている。「Wired」誌2000年7月号には、このデジタルコードが印刷されたIBM、Ford、Panasonicなど30社の広告が掲載された。また、米国のデジタル・コンバージェンス(Digital Convergence)社は、印刷物の情報をウェブに結び付けるために、パソコンのキーボード・ソケットに接続して使われるバーコード・スキャナー「キューキャット(CueCat)」を無料でURL(http://www.getcat.com)または、http://www.vrq.com/getcat.html)から100万台も提供した。予定では2000年末までに1000万台、2001年末までに2000万台無料で提供するということである。しかし、若いハッカー達はこのCueCatをこじ開け、Linux用ドライバーとデコーダーを開発し、どのようなバーコードでも解読できるようになってしまったことから、このバーコード情報を利用して、オンラインショップに商品を注文することができる新しいアプリケーションまで開発し、あるハッカーは、自分がもっている本のバーコードを読み取り、個人の図書館データベースまで簡単に開発できるようにした。無料のCueCatがDigital Convergence社の思惑とは違った方向に世界中でどんどん展開している。インターネット郵便料金サービスを含む料金計測業務にもDigimarc社の技術をセキュリティ機能として導入する目的で、米国の郵便関連企業の最大手ピツニーボウズ(Pitney Bowes)社は2000年11月14日に米国のデジマーク(Digimarc)社と提携し、封筒にデジタル透かしを組み込む方法を開発すると発表した。Digimarc社とPIA(Printing Industries of America)は2001年1月4日、PIA会員の印刷業者にDigimarc社の電子すかし技術の導入を促進する契約を締結した。詳細情報はURL(http://www.digimarc.com/news/pr01-02.htm)で知ることができる。ダイヤモンド社は2003年7月に、カメラ付き携帯電話のバーコード読み取り機能を活用し、携帯から雑誌のホームページに接続後、雑誌に掲載された商品などの一次元バーコードをカメラで読み取ると、自動的にその商品の評価などのページにつながる雑誌「COMPASS」を創刊した。詳細情報はURL(http://dcompass.jp/)で知ることができる。サービスを利用するには月額200円の会費が必要になる。「Acrobat Reader」はhotoshopやPhotoshop Album、IllustratorなどのAdobe Systems社製品で作成可能となったため「Adobe Reader」と名称を変更し、2003年6月11日からFlashムービーやQuickTime、MP3、WMF(Windows MetaFile)などのマルチメディアコンテンツを埋め込んだPDF文書(PDF1.5)の閲覧が可能になり、さらに2003年4月に発表した「Document Server for Reader Extensions」に対応し、埋め込まれた電子署名や記入済みフォームを保存したり、記入されたデータを送信するといった、電子フォームや電子ファイルを効率化する機能も備えた 「Adobe Reader 6.0 日本語版」の無償ダウンロードを開始した。詳細情報はURL(http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readermain.html)で知ることができる。また、Adobe PDFについてはURL(http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/adobepdf.html)で知ることができる。アドビシステムズは2003年8月1日に、「Adobe Acrobat 6.0 日本語版」の機能や操作方法を学ぶことができる「Adobe Acrobat 6.0 e-Learning」を無料で公開した。詳細情報はURL(http://www.acrobat-learning.com/)で知ることができる。Asia Timesは2003年11月6日に、電子の透かし技術を提供している日本のM-Kenが、カメラ付き携帯電話で本や雑誌、ポスターなどに印刷されたバーコードを撮影すると、目的のWebサイトが表示できる技術を開発したと報告した。詳細情報はURL(http://www.atimes.com/atimes/Japan/EK07Dh04.html)で知ることができる。