EXPO 2000


ドイツ国内では何かと批判の出たEXPOであったが、 腰の重いドイツ人もやっとこの世紀の催しに前向きに対処するようになり、西暦2000年6月1日から10月31日まで、ドイツのハノーバーで開催された世界万国博覧会の名称。テーマは「人間―自 然―技術」で、すべての展示館が再生可能な材料で作られる計画であった。日本館(建築面積は約3、600平方m)は紙製になるということで、ドイツで認定を取得する必要があり、デザイン・チーム(設計:坂茂建築設計(日本)/設計コンサルタント:フライ・オットー(ミュンヘンオリンピックのスタジアムの設計などで世界的に有名なドイツ人建築家・構造家/ドイツ)/構造:ビューロー・ハッポルト社(ドイツ、イギリス)/認証構造:ステファン・ポローニ(ドイツ))で、設計作業は多国籍な知恵と技術を結集しながら勧められる。日本館の設計を担当している建築家が紹介されているVAN(ボランタリー建築家機構)のURL(http://www.dnp.co.jp/millennium/SB/VAN.html)、阪神大震災後に作られた紙でできた教会の情報があるURL(http://www.dnp.co.jp/millennium/SB/kobe-1.html)なども参考になる。建物の解体後に、産業廃棄物や廃材の焼却によるダイオキシンを出さないように配慮され、建造材は、ドイツ国内でリサイクルされた紙でできた紙管を使うことになった。解体後の建造材の紙管は、ドイツの紙管メーカーに買い取られ、再びリサイクルされることになっている。21世紀に立ち向かうためのEXPO 2000のテーマや開催などの考え方は、Birgit Breuel、Ulrich Beck、Hartmut Grassl、Ernst Ulrich von Weizsaeckerなどによって、未来に対するビジョンが1エッセイ約150ページにまとめられ、1999年3月31日に4巻がキャンパス出版社(Campus Verlag)から刊行された。さらに5〜8巻は1999年9月に出版され、9〜12巻は2000年3月に出版される。EXPO 2000では毎日どこかの国の日というのがあり、日本は7月25日、ドイツは統一記念日の10月3日となっている。詳細情報はURL(http://www.expo2000.de/)または、URL(http://www.jetro.go.jp/japanese/ged/annai/expo_home.html)で知ることができる。ハノーバーで開催されたEXPO 2000は、初日の2000年6月1日に15万人が訪れたが、その後は毎日7万人程度が訪れるだけで、8月、9月には毎日30万〜40万人が訪れると予測しているが、それでも大きな赤字になるという予測が、すでに2000年6月8日にドイツ最大の新聞社フランクフルター・アルゲマインネ・ツァイトゥング(Frankfurter Allgemgemeine Zeitung)に掲載された。この予測は、東京湾岸で開催される予定であった世界都市博覧会のときにも書いたが、それが実証されそうである。同じハノーバーで2000年3月に開催されたCeBITには1週間で70万人を超える人々が訪れた。半年間の開催期間が終了し、EXPO 2000が2000年10月31日に閉会され、当初の予測より半分の40,000,000人の入場者で、そのうち90%がドイツ人であり、約10億$の赤字であったという集計がでた。また、米国のリサイクルデー(America Recycles Day)は、11月15日と言うことである。ワシントンD.CのEPA(the Environmental Protection Agency)ではリサイクルデーを前にした2000年11月13日に、使い捨てに対して注意警報を発令した。詳細情報はURL(http://www.zerowasteamerica.org/)で知ることができる。ただし、2001年3月28日に米国のワシントンD.CにあるEPA(the Environmental Protection Agency)長官のChristie Todd Whitmanは、地球温暖化防止京都会議(UNPCCC COP3)で提案されたKyoto Protocolについて、「We have no interest in implementing that treaty,」と拒否する姿勢を表明した。米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2003年9月29日に、EPA(Environmental Protection Agency)が必要とする地球規模で環境を規制する巨大管理システムの必要性を訴えた報告書「Grants Management: EPA Needs to Strengthen Efforts to Address Persistent Challenges. GAO-03-846」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-03-846)で知ることができる。米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2004年3月4日に、EPAが2002年に受け入れた巨大非営利事業についてのレポート「Grants Management: EPA(Environmental Protection Agency) Actions Taken Against Nonprofit Grant Recipients in 2002. GAO-04-383R」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-04-383R)で知ることができる。外務省は2005年5月10日に、地球規模問題に関する意識調査を公開した。詳細情報はURL(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/i_chosa.html)で知ることができる。1851年のロンドン万博から、2010年の上海万博、さらにはまだ場所が決まっていない2015年の万博まで、資料と共に紹介している万博博物館「ExpoMuseum」もある。詳細情報はURL(http://www.expomuseum.com/)で知ることができる。ENS(Environment News Service) World Newsは2005年12月9日に、WHO(the World Health Organization)が「Ecosystems and Human Well-being: Health Synthesis」を公開し、地球の地球生態系で生命を維持するために提供する淡水、清浄な空気、たくさんの野生生物、および比較的安定した気候は 60%に低下しているとレポートしていると報告した。WHOのディレクターDr. Lee Jong-wookは「過去50年間、人間は人間の歴史のどんな匹敵する期間よりもさらに急速に手広く自然生態系を変えている。(ver the past 50 years, humans have changed natural ecosystems more rapidly and extensively than in any comparable period in human history)」と報告している。また、レポート制作に参加したインドのPurdue Universityのthe Department of Agricultural and Biological Engineering助教授Dr. Carlos Corvalanは、科学者が人間の健康への生態系退行の有害な結果が既に感じられていて、次の50年間でさらに悪くなるかもしれないと警告している。詳細情報はURL(http://www.ens-newswire.com/ens/dec2005/2005-12-09-02.asp)または、URL(http://www.who.int/globalchange/ecosystems/ecosystems05/en/)で知ることができる。ENS(Environment News Service) World Newsは2006年1月23日に、国連によって任命された世界の19の国からの約1,360人の科学者と専門家により、4年以上の研究成果として、「Millennium Ecosystem Assessment(ミレニアム生態系査定)」の「Living Beyond Our Means」が公開され、世界の生態系の最初の主要なグローバル査定は、人間がどう地球の人生を可能にする生態系を誤用するかに関する厳格な警告の中に人類の楽観的な見解を提供したと報告した。ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)の湖沼学(limnology)の教授で研究者、「Millennium Ecosystem Assessment」の「Living Beyond Our Means」巻頭コメントの著者Steve Carpenterは、「安定したグローバルな衰退に似ているものにもかかわらず、これは希望の話です。私たちには、必要とするツールがあり、政治意志があるなら、私たちには、世界的規模でそれらを実行する能力がある。(Despite what looks like steady global decline, this is a story of hope, We have the tools we need. If we have the political will, we have the ability to implement them on a global scale.)」と解説している。詳細情報はURL(http://www.ens-newswire.com/ens/jan2006/2006-01-23-10.asp)で知ることができる。「Millennium Ecosystem Assessment」はURL(http://www.millenniumassessment.org/en/index.aspx)にある。

[内容]
Einzeltitel im Fruehjahr 1999: Birgit Breuel (Hg.): Agenda 21.
Konzepte fuer das naechste Jahrtausend. Bd. 1. Mit Beitraegen von Guenter Altner, Udo Becker/Elke Elsel, Hans Christoph Binswanger, Joachim von Braun, Martin Jaenicke, Franz Lehner, Susanne Moebus/Rainer Fehr, Franz Josef Radermacher, Ortwin Renn, Hans G. Kastenholz/Anja Knaus, Werner Gerstengrab/Peter C. Werner, Meinhard Schulz-Baldes, Udo Ernst Simonis sowie Paul Velsinger/Roger Lienenkamp. ISBN 3-593-36033-0

Ulrich Beck: Schoene neue Arbeitswelt. Vision: Weltbuergergesellschaft. Bd. 2. Mit Beitraegen von Shamsul Amri Baharuddin, Gerd Mutz, Ruth Bamela Engo-Tjega, Hing Ai Yun. ISBN 3-593-36036-5

Hartmut Grassl: Wetterwende. Vision: Globaler Klimaschutz. Bd. 3. Mit Beitraegen von Sulochana Gadgil, G. Golitsyn, Mark Jury, Hans-Joachim Caspary/Walter Haeberli sowie Ron Stewart/David Malcolm. ISBN 3-593-36035-7
Ernst-Ulrich von Weizsaecker: Das Jahrhundert der Umwelt. Vision: ko-effizient leben und arbeiten. Bd. 4. Mit Beitraegen von Herman Acselrad, Martin Khor Kok Peng, Katsuo Seiki und Harmen Verbruggen. ISBN 3-593-36034-9

Einzeltitel im Herbst 1999: Helen Mayer und Newton Harrison: Gruene Landschaften.
Vision: Die Welt als Garten. Amory Lovins, Peter Hennicke: Energie sparen.
Vision: Verbrauch Null. Jose Lutzenberger, Franz-Theo Gottwald: Ernaehrung fuer alle.
Vision: Global handeln, lokal essen.
Florian Roetzer: Megamaschine
Wissen. Vision: ueberleben im Netz.

Im Fruehjahr 2000 erscheinen:Gesundheit, Der Mensch, BasicNeeds, Mobilitaet

Jedes Buch hat ca. 250 Seiten,franzoesische Broschur und kostet DM 36,-.


EXPO 2000の会場
EXPO 2000の夜の会場
EXPO 2000の地図
EXPO 2000のページ
日本館の全体外観
日本館の南立面
日本館の紙管格子シェル(メインホール)
日本館のメインホール内館見上げ(紙管格子シェル)
日本館のメインホール妻面(ペーパーハニカム三角格子)
Expo 2000閉会後のページ
Kyoto Protocolの環境庁翻訳
地球温暖化防止京都会議(UNPCCC COP3)の会場-1
地球温暖化防止京都会議(UNPCCC COP3)の会場-2
地球温暖化防止京都会議(UNPCCC COP3)の切手
経団連が2001年9月19日に公開した「地球温暖化問題へのわが国の対応について」
1948年と1997年のオゾン層の比較-1
1948年と1997年のオゾン層の比較-2
2000年2月1日から5月30日までのオゾン層アニメーション
Global Warmingの巻頭ページ
1860〜2000年までの地球環境変化Summary for Policymakers
GAOが2003年9月25日に公開したる地球規模の巨大環境規制管理システム
EPAが2002年に受け入れた巨大非営利事業についてのレポート
Illustrirte Zeitung1855年11月3日に掲載されたミュンヘン工業博覧会会場で開催された第1回南ドイツ音楽祭
Illustrirte Zeitung1855年11月3日に掲載されたパリ工業博覧会を訪ねたナポレオン皇太子
Illustrirte Zeitung1855年5月16日に掲載されたパリの水晶宮
Illustrirte Zeitung1856年6月28日に公開されたパリ工業博覧会
外務省が2005年5月10日に公開した、地球規模問題に関する意識調査
Ecosystems and Human Well-being: Health Synthesis
「Millennium Ecosystem Assessment」の「Living Beyond Our Means」

2005年日本国際博覧会
地球科学関連のURL
建築関連のホームページ
紙の建築家坂茂の宣言文
デジタルアート・エキスポ2000
Apocalypse Roulette
No to the EXPO 2000 - the world looks different!
スカベンジャー
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NETWORK Exposition
下水道管内の光ファイバー・ケーブル
Internet Graphic Design Competition
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ヨーロッパのマルチメディア・アートの歴史的背景-2
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循環型社会
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地球温暖化問題
地球温暖化問題/2004年
地球温暖化問題/2005年
地球温暖化問題/2006年
地球温暖化問題/2007年
地球温暖化問題に関するURL
GEF(Global Environment Facility)
エントロピー
情報エントロピー
SB(Senate Bill) 20
拡大生産者責任
UNEP(United Nations Environment Programme)
資源有効利用促進法
潰れる雑誌、残る雑誌
ESMF(Earth System Modeling Facility)
ハイブリッド耐震試験技術
エコ・エコノミー
炭素万博 2005
CCB Standards
COOL BIZ
エコロジカル・フットプリント
気候変動に対応するための長期的協力の行動に関する対話
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メディア・スカベンジャー