FairPlay

フェアプレイ

米国のApple社が開発した、iPod、iTunes及び、iTunes Music Storeによって使用されている「QuickTime」に内蔵されたコピー防止に利用されている暗号化技術の名称。iTunesを利用して、iTunes Music Storeから購入したファイルには「FairPlay」が施されている。また、「FairPlay」が施されたファイルは「iPod」で利用できるようになっている。「FairPlay」で保護されたファイルは、暗号化された「AACオーディオストリーム」を含む正規のMP4コンテナ・ファイルである。詳細情報はURL(http://www.apple.com/lu/support/itunes/authorization.html)または、URL(http://www.apple.com/support/itunes/musicstore/authorization/)で知ることができる。arstechnicaは2004年4月5日に、「FairPlay」が「QTFairUse」でクラックされたと報告した。詳細情報はURL(http://arstechnica.com/news/posts/1081206124.html)で知ることができる。フランス下院は「自由に選択を行なう基本的権利」を保証することから、Media Guardianは2006年3月22日に、フランス議会が音楽ダウンロードで、すべてのタイプのデジタルプレーヤーが利用できないフォーマットは許されないというDRM技術の公開を義務づける「freedom of choice(選択の自由)法案」を2006年3月21日に、296対193の圧倒的多数で議決したと報告した。Apple社のiTunesは全世界で圧倒的なシェアを確保しているが、iTunesで購入した音楽はiPodで自由に楽しめるが、他のメーカーのデジタルプレーヤーで楽しめないのは、フランスの国旗になっている「自由、平等と博愛」の思想に違反しているとでも言うのか、フランスの上院が 2006年5月にこの議案を通すと、Apple社のiTunesは、ライバルがコンパチブルサービスとプレーヤーを提供することができるように排他的なコピー保護技術「FairPlay」の秘密を共有するか、または単に、ヨーロッパで3番目に大きい音楽ダウンロード市場のフランスから手を引くかを決めなければならなくなる。この問題は、Apple社だけではなく、ソニーのConnect店とウォークマンプレーヤーで採用している「ATRAC3」、Microsoft社のWindowsメディアソフトウェアなど、iTunesと非互換のフォーマットも、同様の問題が発生する。詳細情報はURL(http://technology.guardian.co.uk/news/story/0,,1736557,00.html)で知ることができる。bloombergはApple社がフランス議会の決定に対し、著作権問題が発し、セキュリティも危うくなると反発したと報告した。詳細情報はURL(http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000088&sid=aSFiF13qN.Mo&refer=culture)で知ることができる。CLIRのNational Recording Preservation Board, Library of Congressは2006年3月に、2004年1月29日〜30日に開催されたデジタル・メディアとアナログ・メディアの音楽再生フォーマットに関する調査報告をまとめ「New, Capturing Analog Sound for Digital Preservation: Report of a Roundtable Discussion of Best Practices for Transferring Analog Discs and Tapes」を公開した。詳細情報はURL(http://www.clir.org/pubs/abstract/pub137abst.html)または、URL(http://www.clir.org/pubs/reports/pub137/pub137.pdf)で知ることができる。DRM 技術の公開を義務づける法案の審議を行なっていたフランス上院は2006年5月10日に、技術公開義務の条項を修正した上で可決した。