FlashPix

フラッシュ・ピックス

米国のイーストマン・コダック(Eastman Kodak)社、ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard/HP)社、ライブピクチャー(Live Picture)社、Microsoft社が共同開発した高画質のデジタル画像を通常のパソコン上で簡単に表示・処理・保存できる多機能なファイル・フォーマットを定めた規格の名称。Microsoft社のOLE階層構造を使用し、デジタル画像の業界標準になったフォトCD方式を保管するものである。つまり、フォトCDが写真画像をデジタル化し、保存するのに最適な記録方式なのに対し、パソコン上やネットワーク上で最適な環境を提供する記録方式である。恒陽社は、FlashPixに対応したDTP関連ソフト「イメージレンズXT-J(Imagelens XT-J)」を1997年7月に発売した。ライブピクチャージャパンは1997年10月から、FlashPixに対応したライブピックス(LivePix)の日本語版を発売した。米国のコービス社は、1998年1月からFlashPix使い、世界の名画や写真などを中心とした100万点のデジタル画像をインターネットでオンライン販売する。ライブピクチャー(Live Picture)社は1998年6月に、FlashPixや3次元オブジェクト、音声などを取り込む事ができ、バーチャルリアリティ画像作成ソフトの「Reality Studio」の日本語版を発売した。デジタルカメラ・アナリストは、日本の写真業界が作ったデジタルカメラのほとんどが、コンピュータ業界が開発したデジタルカメラに技術的、発想的に劣っていることが明確になり、その中で写真業界でもコンピュータと関係が深いオリンパスなどがかろうじて活躍しているのが現状で、これからはEastman Kodak社とIntel社の提携ように、写真業界とコンピュータ業界の密接な連携が不可欠になると、日本の状況に不安を感じている。FlashPixファイル・フォーマット、IIP(Internet Imaging Protocol/FlashPixをインターネットで利用するためのプロトコル)を書くことを求め、デジタル・イメージングのソリューションとしての基盤整備を目的に、FlashPixの普及と促進を行う非営利団体DIG(Digital Imaging Group Inc.)が1997年にアドビ・システムズ(Adobe Systems)社、キヤノン、Eastman Kodak社、富士写真フィルム、Hewlett Packard社、IBM、Intel社、Live Picture社、Microsof社で設立された。詳細情報はURL(http://www.digitalimaging.org/)で知ることができる。その後、多くの企業が協賛している。