Gold

Gold Message Standard

ゴールド>>ゴールド・メッセージ・スタンダード

米国とカナダの17の金融機関とIBM、VISAが共同出資で設立した電子金融サービス会社インテグリオン社(Integrion Financial Network)社がIBMと共同で開発し、公開した銀行取引きのためのインタフェースの名称。1998年初めに、米国で金融取引や金融データの交換のためのオープンなフレーム・ワークとして、Goldともう1つの業界標準であるOFX(Open Finacial Exchange)の統合が発表された。Integrion社に出資している銀行は北米の75%の世帯をカバーし、Goldがデファクト・スタンダード(defacto standard/事実上の標準)になると言われている。Goldはインターネットやイントラネットなどのインフラや各銀行固有のデータ・フォーマットを意識することなく、基幹システムとPC、個人資産管理ソフト、電話や携帯電話、双方向TVなどの広範囲なアクセス機器やソフトウェアを接続できるオープンな仕様で、やり取りされるメッセージは、タグ方式フォーマットを採用しているため、業務メニューの拡張や業際を越えたメッセージ交換にも柔軟に対応することができる。IBMでは、GoldをベースにしたJava、SSL(Secure Socket Layer)、Lotus Notes domino、MQ(メッセージ・キューイング)など、オープンで国際的な業界標準の情報技術や製品を含むソリューションとしてバンキングシステム「ゴールド・ダイレクト(Gold Direct)」を、1998年8月から本格的に展開を開始した。日本で初めてGoldを採用したのはさくら銀行で、RS/6000を活用したブラウザバンキング・サーバーとWebサーバーを構築した。銀行内の担当者は、ユーザーからのWeb情報を現行のシステムで簡単に処理でき、さらに海外金融機関との提携を容易にするもので、さくら銀行は証券や投資信託などのネットワークを通じた販売、決済チャネルの拡張を検討している。また、RS/6000に関する情報はURL(http://www.rs6000.ibm.com/)で知ることができる。

[Integrion Financial Network社に出資しているIBM以外の会社(1998年7月現在)]
ABN AMRO North America
Bank of America
Bank One Corporation
Citibank
Comerica
First Chicago NBD
First Union National Bank
Fleet Financial Group
KeyCorp
Mellon Bank
Michigan National
NationsBank
Norwest
PNC Bank
Royal Bank of Canada
US Bancorp
Visa U.S.A.
Washington Mutual