サンプリング

sampling


サンプリングは、現在のオーディオ、楽器といった音を録音、再生するには欠かせない技術の1つで、アナログ信号(ナマ音)をA/Dコンバータ(アナログ信号をデジタル信号へコンバートするもの)を使用し、デジタル信号に変換させて記録する技法の総称。従来は、オーディオ信号を連続した変化として磁気テープに記録するレコーディング(カセット・テープレコーダなど)であったが、サンプリングは、オーディオ信号を不連続な番号に変換してRAMやハードディスクといったジタル保管媒体に記録する。サンプリング技術は、CDプレイヤーやDATなどのオーディオ機器から、シンセサイザ、サンプラのような楽器、さらにハードディスク・レコーディングのようなDAWの環境、TVゲームや留守番電話にまで幅広く活用されている。音とは空気中に発生する波動、つまり気圧の波で、この波がマイクのような振動板をもったものに到達すると、振動板が前後に揺れて電気信号の波動に変化する。この信号は、プラス・マイナスの両方向に揺れ、単純な波形の電気信号に変換し、この波形をデジタル・レコーディング(サンプリング)する。デジタル・レコーディングでは、1秒間に数千回もの頻度で信号のレベルを測定し、それぞれの値を記録していく。サンプリングするポイントをサンプル・ポイントといい、このとき得られる数値は、それぞれ瞬間に起こる信号のレベルで表示される。再生するときは、この点をつなぐことによって元の音を再構成する。サンプリングとは、折れ線グラフのようなもので、ビット数が多ければ多いほど自然の音をスムーズなオリジナルに近い音として、なめらかな折れ線グラフになる。ただし、ビット数はデータ容量に換算され、多ければ多いほどデータ容量も増え、扱いにくくなる。さらに、オーディオCDを作成する場合は、マスタリング後の規格が決まっていいるので、16ビットの44.1KHzでサンプリングしないと変換作業が必要となり、煩雑になる。シンセサイザー博物館SynthMuseumはURL(http://www.synthmuseum.com/)にある。

[パソコンだけで利用するコンテンツの場合の目安]
・自分だけのマスター用の場合、16ビット/48KHz
・インターネット用の場合、8ビット/11KHzなど

[CDなどのメディアへの使用を考慮した場合の目安]
・CDやmp3などへマスタリングの場合、16ビット/44.1KHz
・CD-ROMコンテンツの場合、8ビット/11KHz