スーパーオーディオCD

SACD/Super Audio CD


ソニーとオランダのフィリップス(Philips)社が共同開発した、CDと同じサイズの音楽用光ディスクで、高音質デジタル符号化方式のDSD(Direct Stream Digital/ダイレクト・ストリーム・デジタル)技術を採用し、DSDによる記録層とCD記録層を持つ2層構造で、専用プレーヤーだけでなく、既存のCDプレーヤーでもCDレベルの音質で再生できるCDの名称。CDの後継技術として、すでにDVD開発メーカーによるDVDフォーラムが1998年に発表したため、DVD-Audio(DVDオーディオ)の規格化作業が行われ、両社もワーキンググループに名を連ねていることから、このスーパーオーディオCDがどのような形でCDの後継技術としてDVD業界に参画するのか心配するメーカーも多い。スーパーオーディオCDの試作品は1997年11月18日に発表され、1997年11月19日から東京・池袋で行われた「第46回オーディオフェア」に出展され、松下電器産業、東芝などが進めるDVD-Audioより一足先の1999年5月21日に商品化して、発売することを1999年4月6日に発表した。詳細情報はURL(http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199904/99-042/)で知ることができる。同時にスーパーオーディオCDプレーヤー「SCD-1」とステレオパワーアンプ「TA-N1」、スピーカーシステム「SS-1ED」を発表した。詳細情報はURL(http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199904/99-002/)または、URL(http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199904/99-003/)で知ることができる。スーパーオーディオCDの著作権保護機能として、ソニーが開発した電子透かし技術「Physical Watermark」が採用されている。CDを個人的に作りたい人のための情報がある日本フィリップス半導体事業部のURL(http://www.philips.co.jp/semicon/index.html)やCD-Rを利用したマルチメディアアルバムの作り方などTDKが提供するCD-R Home FactoryのURL(http://www.tdk.co.jp/tjchf01/index.htm)も参考になる。東芝とNECは、青色レーザーを使った再生専用ディスクで片面1層15Gバイト、2層で30Gバイトの次世代大容量DVDの規格案をとりまとめ、2002年8月29日にDVDフォーラムへ提案した。また、記録・再生用ディスクは片面1層で20Gバイト、2層40Gバイトのディスクも順次規格化を提案する。詳細情報はURL(http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_08/pr_j2901.htm)または、URL(http://www.nec.co.jp/press/ja/0208/2902.html)で知ることができる。エイベックスは2004年9月17日に、「iPod」などHDDミュージック・プレイヤーのマーケットが普及することが予測されていることから、22日に発売する音楽CDから、イスラエルのMidbar Tech社の「Cactus Data Shield方式」を採用した「CCCD」だけではなく、DVDオーディオはDVDビデオとCDのハイブリッド仕様を採用し、5.1chサラウンド対応の音源を収録するなど、音楽コンテンツを複数の形式で提供できるスーパーオーディオCDやDVDオーディオの採用を進めていくと、報告した。詳細情報はURL(http://www.avex.co.jp/j_site/press/2005/press040917.html)で知ることができる。Pew Internet & American Life Projectは2005年3月23日に、米国では約3600万人(27%のインターネットユーザー)が、音楽かビデオ・ファイルのどちらかをダウンロードし、約半分が、これまで犯罪だといわれたP2Pネットワーク以外か、またはオンライン・サービスでファイル交換料金を支払ったと報告した。この調査は2005年1月13日〜2月9日までに1,421人を対象に実施され、約700万人の大人達が、他の誰かのiPodやMP3プレーヤーからファイルをコピーしていた。また、約28%(1000万人)の大人達が、メールとインスタントメッセージで音楽とビデオ・ファイルを手に入れていた。詳細情報はURL(http://www.pewinternet.org/PPF/r/153/report_display.asp)で知ることができる。