一般の電話回線やISDNなどを通じて、プロバイダ経由でインターネットなどに接続する方式の総称。最近、インターネットの利用者が急増していることから、回線容量を低く抑さえたプロバイダはダイヤルアップで接続しにくい。回線容量は、プロバイダを選ぶ重要なポイントになってきている。プロバイダを通してインターネットに接続しているユーザーは、一般回線よりISDNの方が接続確率が高い。専用線の場合は常時接続されている状態であるため、回線が混雑することがない。これまではISDNの場合も接続形態は、ユーザー側がプロバイダに発信して接続する一方通行型であったが、1996年5月からインターネットイニシアティブ(IIJ)は小規模なLANを対象に、外部からのアクセスがあった場合、ISDNによる接続サービスでIIJから受信側のユーザーに発信して接続する疑似双方向性を付加し、専用線接続並の機能を持たせた。ただし、本当の専用回線接続ではないため、混雑するときは接続できないことも起こる。また、高額であった専用回線も1996年にオープン・コンピュータ・ネットワーク(OCN)が登場し、個人でも専用回線が引ける環境が整ってきた。米国では生涯無料で接続できるプロバイダまで登場している。総務省が2002年7月31日に速報として「インターネット接続サービス利用者数等の推移」を発表し、ダイアルアップ接続が2000年1月以来はじめて2002年6月にマイナス140万と、減少に転じたことを発表した。詳細情報はURL(http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020731_6.html)で知ることができる。米国商務省(U.S. Department of Commerce)はNTIA(National Telecommunications and Information Administration)で、2001年9月から2003年10月までの国勢調査の資料を基にした、米国のインターネット接続状況レポートを公開し、インターネット接続は毎年12.6%筒増加し、その中でもブロードバンド接続が増え、ダイヤルアップ接続が減少する傾向であり、働き、学習する方法が変化していることを報告した。詳細情報はURL(http://www.ntia.doc.gov/reports/anol/index.html)で知ることができる。HTML版レポートはURL(http://www.ntia.doc.gov/reports/anol/NationOnlineBroadband04.htm)、Word版レポートはURL(http://www.ntia.doc.gov/reports/anol/NationOnlineBroadband04.doc)、PDF版レポートはURL(http://www.ntia.doc.gov/reports/anol/NationOnlineBroadband04.pdf)でダウンロードできる。
リサーチ・アンド・ディベロプメント定額常時接続サービス調査結果
インターネット接続の方法とその割合
インターネット接続の方法と将来性
米国におけるインターネット接続方式と価格の比較(1999年)
米国における衛星とCATVインターネット接続の増え方の比較予測
米国のCATVインターネット接続と街の大きさ(2000年現在)
米国のDSLインターネット接続と街の大きさ(2000年現在)
1999〜2003年のCATVインターネット接続予測
1999〜2003年のDSLインターネット接続予測
2005年のヨーロッパ各国の高速ネットワーク予測
1999年〜2003年のダイヤルアップとブロードバンド接続の予測推移
1999年〜2003年のビジネスと自宅でネットワーク接続環境の予測
1999年末の米国ブロードバンド接続統計
Goldmann Sachs and PC Data Onlineの年末商戦情報
米国の1999年と2000年年末商戦で購入できなかったサイトの数
2000年年末米国における日曜ごとの売り上げ比較
総務省2002年7月31日の「インターネット接続サービス利用者数等の推移」
Nielsen//NetRatingsが2002年12月20日に発表した2002年末商戦の動向
Amazon.comが2002年12月26日に発表した年末商戦結果
米国のインターネット接続状況レポート