データ会議システム

Data Conferencing System


データのやり取りができるテレビ会議システムの総称。または、米国のQuarterdeck社が開発した会議システムTALKShowの日本語版の名称。TALKShowはT.120という規格に準拠したネットワークパソコン会議システムで、TCP/IPやPPP、IPX、NetBIOSによるネットワークに対応し、ホワイトボード共有機能によって複数のパソコンの画面上に仮想ホワイトボードを表示し、共有できる。またアプリケーション共有機能によって、WindowsとMacOSのマシンを接続して同じアプリケーションを共有することができる。例えば相手のマシンにWindows版のMS-Office 95がインストールされていなくても、MacOSのマシンからWord文書やExcelの表をすべてのクライアント上に表示し、双方向から編集ができる。しかもWWWブラウザのヘルパー・アプリケーションとして登録できるので、 イントラネットのWeb上で仮想会議室が構築でき、1カ所の会議室に集まらなくても各自の机のパソコン上でプレゼンテーションができる。その他、ホワイトボード上のデータを保存するスライドトレー機能、スナップショット機能などを装備している。最近注目を浴びているリアルタイム動画によるテレビ会議システムではないが、米国ではCADエディションがAutoCADにバンドルされ、かなりの販売実績をあげ、教育機関にも多数導入されている。また、音声のやりとりについては将来WebTalk(Quarterdeck社)というインターネット電話ソフトをバンドルすることで実現することになる。Eudora-Jで知られるクニリサーチインターナショナルは、日本語化したTALKShowのWindows 95専用32bit版を1996年9月から発売し、Power Mac版も登場した。詳細情報はURL(http://www.kuni.co.jp/index.html)で知ることができる。西日本電信電話、エヌ・ティ・ティ・ダイナミックテレマ、ロータスは2000年5月22日〜7月19日の期間、複数地点間で電話会議等を行いながら、インターネットを介して会議資料などのデータをリアルタイムで共有できる「インターネット・データ会議サービス」の実証実験を行うことを発表した。詳細情報はURL(http://www.ntt-west.co.jp/news/0005/000519.html)で知ることができる。日本IBMは2002年3月5日に、子会社のロータスと日本チボリシステムズを2002年7月1日付で日本IBMに統合し、日本IBMソフトウェア事業部の1部門にすると発表した。風邪に似た病原菌不明、感染源不明、治療法不明のミステリアスな病気SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome/重症急性呼吸器症候群)が発生し、米国のIntel社は2003年4月1日に、SARSの危険性を回避する目的で北京と台北で予定していた4月のIDF(Intel Developer Forum/開発者会議)を中止し、最高経営責任者(CEO)のCraig Barrettの中国訪問も取りやめた。また、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International/国際半導体製造装置材料協会)も2003年4月9日に5月に予定していた半導体製造技術展示会「SEMICONシンガポール2003」を8月まで延期すると発表した。詳細情報はURL(http://www.semi.org/web/wpress.nsf/33fa5c225257afa5882565e3006d9c77/f29dfa4276e5e3e388256d0300640fdc!OpenDocument)で知ることができる。そこで、Apple社のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が2003年1月8日に始まったMWSF(Macworld Conference & Expo/SF) 2003にテレビ会議システムを利用して参加したように、テロや伝染病などから回避することを目的に、肉体移動ではなく、テレビ会議システムを利用した開発者会議などが浮上した、これからは肉体を海外に移動させるのではなく、インターネットなどを利用したテレビ会議システムが多くなることを予測させた。WHO(World Health Organization)は2003年4月16日に、SARSはコロナウイルス(coronavirus)の新種であることを正式に発表した。詳細情報はURL(http://www.who.int/entity/mediacentre/releases/2003/pr31/en/)で知ることができる。