イネーブリング技術

enabling technology

イネーブル(enable)とは、「人に許可する」とか、「機会を与える」というときにenable toなどという使い方をされ、「可能にする」という意味があり、コンピュータの世界では動作や機能を利用できるようにするときに使われ、ROMにはイネーブル端子があり、これに許可信号を与えることによってデータ出力を可能にするイネーブル信号がある。また、情報管理やセキュリティ管理にも、イネーブル信号を利用したシステムがある。さらに、アプリケーションとオペレーティング・システム間のレイヤーをコントロールし、全てのアプリケーションで共通に利用されるオブジェクト・モデルを定義し、それぞれのオブジェクトが相互にコミュニケートすることが可能になり、ソフトウェア・パーツの組み合わせによるアプリケーションの作成を可能にするオブジェクト・イネーブリング・システム(object enable system)も注目されている。オブジェクト・イネーブリング・システムの1つとして、すでにOLEが市場に登場している。また、Intel社は、OEMにサーバー・スタックのテストとサーバー・アプリケーションの「レシピ」を提供することに焦点を置いており、複雑なインテル・ベースのアプリケーション・サーバーの実装を簡略化するSAEP(Server Application Enabling Program/サーバー・アプリケーションズ・イネーブリング・プログラム)という、サード・パーティのハードウエア・ベンダー向けテクニカル・サポートも実施している。米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2002年11月19日に、コンピュータ処理されたデータで公開できる情報の査定をレポートした2002年10月1日の情報「Assessing the Reliability of Computer-Processed Data. GAO-03-273G」を公開した。また、コンピュータ・セキュリティの進化にともなう連邦政府に対する批判と、リスクによる賛成の意見を調査したレポートとして、米国政府の最も重要なコンピュータ・システムの中には、依然として重大なセキュリティの欠陥が有ることを指摘した「Computer Security: Progress Made, But Critical Federal Operations and Assets Remain at Risk. GAO-03-303T, November 19」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-03-273G)または、URL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-03-303T)で知ることができる。経済産業省は、経済産業政策局長の私的研究会として、2002年12月から6回にわたり「リスク管理・内部統制に関する研究会」を開催し、検討を行い、パブリックコメントの結果も踏まえ、「リスク管理・内部統制に関する研究会」報告書概要、「リスク管理・内部統制に関する研究会」報告書本文を公表した。