マルチフォント

multi font


文章にメリハリを付けるために、複数の書体(フォント)を取り混ぜた文章をモニタの画面に表示したり、印刷できる機能の総称。フォントは、パソコンの本体にROMで搭載されていたり、ワープロ・ソフトなどに文字データとして保存されていたり、プリンタにROMで搭載されている。MacintoshやWindowsの場合は、OSでフォントを管理し、原則的にどのソフトでも複数のフォントが使える。初期のMS-DOS対応ワープロ・ソフトはマルチフォント機能を持っていなかった。最近のMS-DOS対応ワープロ・ソフトでマルチフォント機能を持っているソフトには、アスキー(2002年11月18日にメディアリーヴス社名を変更し、子会社のアストロアーツを「アスキー」に社名変更した)のJG、ジャストシステムの一太郎などがある。最近では、ほとんどのワープロ専用機にもマルチフォンと機能が搭載されるようになった。角川ホールディングスは業容を多角化する目的で2004年1月29日に、アスキーの持ち株会社であるメディアリーヴスに対して株式公開買い付け(TOB)を2004年2月に実施し、「ファミ通」などを発行するゲーム雑誌会社エンターブレインなども併せて買収することを発表した。Sitepointは2005年12月9日に、Andy Humeのコラム「The Anatomy of Web Fonts」を公開し、印刷世界からWebへの変遷でデザインという面から一番大きな問題であったのはタイポグラフィであったと報告した。これまでUnstyled Times New Romanという書体が標準であった。そして、タイポグラフィのテクニックと規則の統合は想像されることはなかった。なにしろ、見る側のパソコン環境を知ることができないWebで、タイポグラフィは語ること自体がナンセンスであった。「相手のパソコン環境はアンチ・エーリアスか?そうでないのか?」「カラーは、ブラウン管モニタ?それとも液晶?」「セリフは付いているのか?付いていないのか?」相手先でフォントのサイズも変更されてしまう。文字が欠けたときは読めるのか?日本語の場合は、さらに縦書き、文字化けなどなど解決すべき問題が山積みで、Webの世界のデザインは、完全にタイポグラフィーは閉め出され、無視されてきた。タイポグラファーは、画像と組み合わせ、いろいろ試しているが、本当の解決は、まだまだ先。印刷の世界の知識をそのままWebの世界には持ち込めない。本当に考える時期がいているのかもしれない。詳細情報はURL(http://www.sitepoint.com/article/anatomy-web-fonts)で知ることができる。