マルチメディア・ジャーナリズム

Multimedia Journalism


昔のように書き殴ったような特殊な人しか読めない記事や、電話での声による記事送信が許されていた時代から、インターネット、デジタル機器などの登場により、ジャーナリズムの世界もそれらの機器に精通し、同時にインターネットや、デジタル機器などを十分に活用したデジタルな映像や画像を記事に交え、ストーリー展開して、そのままでも一般に受け入れられやすい表現ができるジャーナリストが求められるようになってきていることから、マネージャー、エディター、ディレクター、ビジュアル・デザイナー、グラフィック・デザイナーから教育を受ける必要性が出てきて、最近ではさらに、現場からインターネットのブログでリアルタイム配信するジャーナリズムも増え、通訳や翻訳などに頼っていることもできなくなってきていることから、できる限り多くの言語に精通したジャーナリストの要求も高くなり、どのような環境からでも、どのようなメディアにも即刻対応できる21世紀のジャーナリズム環境の総称。The Media Centerは2004年7月26〜30日に、Digital Story Master Classとして、How to Create Innovative Multimedia Journalisというセミナーを実施すると発表した。詳細情報はURL(http://www.mediacenter.org/04/Digitalstory/)で知ることができる。 I Want Mediaの創設者パトリック・フィリップス(Patrick Phillips)は2005年2月5日に、「学生はデジタルジャーナリズムにおけるどんな話題を探るべきか?」ということで、メディア総括サイトで、今春のニューヨーク大学(New York University)のデジタル・ジャーナリズムの大学生コースで、インターネット文化、オンライン雑誌、ブログ、およびその他をカバーすることを公表し、guest speakerとして作家/エディターのKurt Andersen、SlateエディターのJacob Weisberg、WSJ.comマネジング・エディターのBill Grueskinとブロガーを招待することを予定していると報告した。詳細情報はURL(http://www.iwantmedia.com/)で知ることができる。MediaDaily Newsは2005年11月7日に、Mark Glaserによる「Annals Of Integration: New York Times and Times Digital」を公開し、デニーズ・ウォレン(Denise Warren)を印刷されたNew York TimesとデジタルNew York Timesの両方をビジネスとして監督する広告担当役員に任命したと報告し、デニーズ・ウォレンは同様にNew York Timesが所有しているインターナショナル・ヘラルド・トリビューン東京支局とクラシック・ラジオ放送局WQXRの広告担当役員として監督し、これまで一部の情報筋から出ていた、印刷されたNew York TimesとデジタルNew York Timesの統合が順調に進んでいないという話をMark Glaserが引用し、デジタル部門から数人の幹部社員が印刷側に上陸し、統合の先頭に立って印刷側でクラブを作り、実施から1年をかけて効果が出始めていると報告した。彼らは、伝統的な印刷収入を支援することによってオンライン革新が消されると恐れていたが、New York Timesのデジタル部門ヘッドのMartin Nisenholtzは印刷力による接収が今までに一部の意見を否定し、印刷されたNew York Timesのスタッフが印刷サイド幹部社員ではなく、最近ではデニーズ・ウォレンに報告するようになっていると指摘し、かなり肯定的に解説している。印刷されたNew York TimesのスタッフがデジタルNew York Timesより権威があるという考え方では、解決できないことが増え始めたということかもしれない。この傾向は、新聞や出版革命が通らなくてはならない宿命であり、New York Timesは着実に大きな峠を越えようとしているようである。詳細情報はURL(http://publications.mediapost.com/index.cfm?fuseaction=Articles.showArticleHomePage&art_aid=35985)で知ることができる。