無線LAN/2003年〜


(無線LANより)
イギリスのMediaGuardianは、無線を使うパイオニアとして北部スウェーデン「ラップランド」地方の実情を2003年1月19日に「Wireless pioneers 」として紹介した。詳細情報はURL(http://media.guardian.co.uk/newmedia/story/0,7496,875874,00.html)で知ることができる。通信総合研究所(CRL)は2002年3月8日に、CRLが開発した「Enhanced RS-ISMA」方式を採用した38GHzミリ波広帯域無線(BRAIN)を利用して、バックボーンに接続された2台の基地局と、2台のユーザー局で構成された屋外環境で実施された200mの範囲の無線LANで、世界最速の312Mbpsを実現する通信実験に成功したと発表した。詳細情報はURL(http://www2.crl.go.jp/pub/whatsnew/press/020308-1/020308-1.html)で知ることができる。
さらに通常の無線通信に使われるマイクロ波よりも周波数の高いミリ波を利用して、光ファイバーなど有線系に匹敵する600Mbpsを超える情報伝送が可能な「広帯域ミリ波加入者系無線アクセスシステム」の実証実験を2003年3月11日から実施している。Wall Street Journalは2003年4月23日に、2001年と比較すると、2002年はWi-Fiデバイスが680万になり、160%の伸びで、2005年には世界で118,000のホットスポットが普及すると予測し、この無線LAN技術がステレオやテレビにも波及しはじめていると報道した。無線LANのセキュリティに関しては、多くの危険性を指摘されてきたが、ドイツの銀行であるドイッチェ・バンク(Deutsche Bank)でセキュリティ実験を開始したとComputerworldが2003年4月7日に報道した。詳細情報はURL(http://computerworld.com/newsletter/0,4902,81025,00.html?nlid=PM)で知ることができる。
ホットスポットやWi-Fi、ドット・イレブン革命、デジタル・サテライト・ラジオ放送、スターバックス・エクスプレス、WPA(Wi-Fi Protected Access)、WPANs(Public Access WLANs)など、イレブン革命とも呼ばれているが、無線LANの環境は目に見えない。アクセスするまで存在が判らないことから、米国のWiFisense社は、パソコンがなくても単体で無線LANを検出し、無線LANの有無、パスワードの要・不要、電波の強さ、などを知ることができるウェアラブル機器を開発している。詳細情報はURL(http://www.wifisense.com/)で知ることができる。
NTTが802.11aとHiperLAN2の無線LAN技術を提供し、BT(British Telecommunications/ブリティッシュ・テレコム/英国電信電話会社)がIEEE802.11bの無線LAN技術を提供し、2003年8月5日にEICC(Edinburgh International Conference Centre/エジンバラ国際会議センター)で「Scottish Enterprise Broadband for Business Programme」の一環として、スコットランドの中心的な経済開発機構スコットランド企業庁(Scottish Enterprise)が中心になって、5Ghz帯を使った無線LANの実験をヨーロッパではじめて実施したと報告した。詳細情報はURL(http://www.ntt.co.jp/news/news03/0308/030805.html)または、URL(http://www.scottish-enterprise.com/broadband)または、URL(http://www.ntt.co.jp/news/news03e/0308/030805.html)または、URL(http://www.ntt.co.jp/news/news03/0308/030805_1.html)で知ることができる。
経済産業省商務情報政策局情報セキュリティ政策室は2003年8月6日に、無線LANの導入が進む中、便利な反面、通信内容の漏えいやパソコンへの不正侵入といった危険性も指摘されていることから、電子情報技術産業協会(JEITA)と協議した結果、JEITAにおいて無線LANのセキュリティ啓発に関してパソコン、無線LAN関連事業者が遵守すべきガイドラインを策定したと発表した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004361/0/030806musenlan.html)または、URL(http://it.jeita.or.jp/perinfo/committee/pc/wirelessLAN/)で知ることができる。
FCC(Federal Communications Commission/米国連邦取引委員会)は2003年8月4日に、2003年8月5日からTwelfth Street, Courtyardと445 12th St. SWにあるワシントン本部の8階で、IEEE802.11aとIEEE802.11bプロトコルを利用した無料のホットスポット・サービスを開始したことを発表した。詳細情報はURL(http://hraunfoss.fcc.gov/edocs_public/attachmatch/DOC-237306A1.pdf)で知ることができる。総務省は2003年8月18日に、電波法の一部を改正する法律(平成15年法律第68号)の一部を施行するため、無線設備の技術基準適合性を自ら確認する制度の新設及び指定証明機関制度の登録機関への移行等について省令で定める目的で、特定無線設備の技術基準適合証明に関する規則の全部を改正する省令案及び電波の利用状況の調査等に関する省令の一部を改正する省令案に対する意見の募集として、「特定無線設備の技術基準適合証明に関する規則の全部を改正する省令案」と「電波の利用状況の調査等に関する省令の一部を改正する省令案」を公開した。詳細情報はURL(http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030818_2.html)で知ることができる。
米国のエアゴー・ネットワークス(airgo networks)社は2003年8月18日に、独自のMIMO(多入力多出力)を採用し、既存の標準である802.11a、b、gの各無線LAN規格をサポートし、策定中のセキュリティー規格「802.11i」や、サービス品質の「802.11e」にも対応して、データ転送速度108Mbpsを実現し、到達距離も伸ばした無線LAN用チップセット「AGN100」のサンプル出荷を開始したと発表した。詳細情報はURL(http://www.airgonetworks.com/AirgoLaunchRelease.doc)で知ることができる。
沖縄総合通信事務所は2003年8月26日に、小型機器で大容量の通信が可能な「準ミリ波帯(18GHz)」を利用した新たな無線システムの実証実験を2003年9月から2004年3月まで、南北大東島の間で行うと発表した。詳細情報はURL(http://www.okinawa-bt.soumu.go.jp/hodo/03_08_26_2.html)で知ることができる。
フランスのAdael Wireless社は2003年9月9日に、パリの老舗高級レストラン「La Coupole」が、レストラン、会議室、ナイトクラブでWi-Fiサービスを開始すると発表した。 詳細情報はURL(http://www.adael.net/rp/LA-COUPOLE.pdf)で知ることができる。IDC Japanは2003年9月18日に、「国内無線LAN機器市場動向」を発表した。詳細情報はURL(http://www.idcjapan.co.jp/Press/index.html)で知ることができる。Wi-Fi Allianceは2003年10月1日に、Wi-Fi ZONEプログラムを採用しているパブリック・アクセス・サービス・ロケーションが約50か国6,000か所に達したと発表した。詳細情報はURL(http://www.wi-fi.org/OpenSection/ReleaseDisplay.asp?TID=4&ItemID=158&StrYear=2003&strmonth=10)で知ることができる。
中国政府は2003年12月1日に、WAPI(Wired Authentication and Privacy Infrastructure)に準拠していない無線LAN機器の輸入・製造・販売を禁止する措置を開始した。
NTT-MEとNTT東日本東京支店は2003年12月4日に、羽田空港「ビッグバード」で大規模公衆無線LANシステムを構築し、NTT-MEの「ネオモバイル」のプラットフォームを利用したした公衆無線LANインターネット接続サービスを2003年12月8日から開始すると発表した。詳細情報はURL(http://www.ntt-me.co.jp/news/news2003/nws031204.htm)で知ることができる。