文字変換辞書


かな(ローマ字)漢字変換をするための基本辞書の総称で、あらかじめコンピュータに組み込んである電子的な「かな」を、その「音」や「訓」に変換する。代表的なものに、エルゴソフト社のEGBridge、ダイナウェア社のVJE、ジャストシステム社のATOKなどがある。コンピュータで取り扱える文字は、欧文文字やかな文字、漢字などがあり、そのうち漢字については、日本工業規格(JIS/Japanese Indusrial Standard)により、JIS第1水準(2965字)、JIS第2水準(3388字)の合わせて6353字が定義されている(C6226-1983)。またそれに加えて、1990年10月に補助漢字(5801字)が制定され、現在コンピュータで扱える漢字の文字数は、12124文字になった。しかし、現在流通している文字変換辞書は、この第1、第2水準の漢字を網羅しているが、補助漢字については、オプションでその文字フォントを取り込めるようになっていることが多い。各利用者が、これらの漢字以外の文字をワープロ・ソフト(ワード・プロセッサ)などで使用するには、各辞書により、文字フォントを作成して登録したり、また、独自に語句を登録することにより、より使いよい辞書に育てる必要がある。このような文字作成システムをフォント・エディタといい、各辞書ごとに、医学専門辞書、地名辞書、人名辞書、熟語を登録して、その登録語彙の多さを競っている。ワープロ・ソフトによっては、指定の辞書でしか動作しないものや、自由に好みの辞書を組み込めるものがある。また、マクロを使って1バイト文字を2バイト文字に、2バイト文字を1バイト文字、半角文字を全角文字に、全角文字を半角文字にすることもできる。Windows関連では、ファイル名の中に存在する大文字を小文字に変換するLowerというツールもフリーウェアとしてある。詳細情報はURL(http://www.asahi-net.or.jp/~zb8n-httr/index.htm)で知ることができる。ソニーは1998年6月1日に7月に実施する200万株、総額12億7400万円の第3者割当増資を全額引き受けることでジャストシステムに資本参加し、デジタルホームネットワーク分野で技術提携することで基本合意した。これは一太郎に依存してきたジャストシステムの体質から脱却し、ジャストのネットワーク技術、開発力とソニーの通信、コンピュータ製品をドッキングした、新しい出発である。