ワンクリック詐欺


携帯電話にメールで実在の携帯電話会社名で「重要なお知らせ」として送信され、本文中のアドレスを選択すると偽サイトに接続し、「お知らせ」など、どの項目をクリックしても「登録されました。登録料金が必要です」との内容が表示され、接続料金を請求する詐欺行為の俗称。インターネット上のブログなどでSplogとして他人のブログにトラックバックでアドレスを登録し、アクセスした後にポルノ写真でもクリックすると、請求書を送ってくる携帯電話の「ワンクリック詐欺」に似た詐欺がある。岩手県警捜査2課は2005年11月7日に、インターネット・ジャーナリストとしてテレビなどに出演していた東京在住の容疑者(35)ら男5人を「登録料金数万円が未納」などと再びメールを送り、岩手県内の銀行口座に数万円を振り込ませた、詐欺の疑いで逮捕した。早速、ブログにトラックバックでアドレスを登録し、アクセスした後にポルノ写真でもクリックすると、請求書を送ってくるかどうか実験的に、2005年11月9日に写真をクリックしてみた。どのような結果になるかは、ここで全文を報告する。大阪府警少年課と東淀川署は2006年6月6日に、インターネットサイトに裸の女児の写真などを掲載し、アクセスした人から会員料などをだまし取ったとして、コンピューターソフト開発販売会社「インスト」社長(42)、役員(42)、「オッズ」社長(51)ら6人が不特定多数に無差別にスパムメールを送りつけ、「メールを100万通送ると、1000人がアクセスし、金を振り込む人が10〜20人ほどいた」、今回の事件で約1年半に約2600人が被害にあい、約7500万円を振り込ませていたとしてということから、容疑者らは2〜3億通程度のスパムメールを発信したことになり、さらに韓国や米国のサーバーを使って摘発逃れを図り、児童買春・児童ポルノ禁止法違反と詐欺容疑で再逮捕した。米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2006年6月16日に、ハリケーンKatrinaとRitaの緊急支援がFEMA(Federal Emergency Management Agency/連邦緊急事態管理局)のコントロールの弱点から詐欺と乱用に露出したというレポート「Expedited Assistance for Victims of Hurricanes Katrina and Rita: FEMA's Control Weaknesses Exposed the Government to Significant Fraud and Abuse. GAO-06-655」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-06-655)で知ることができる。セキュアブレインは2006年7月18日に、「解約・問い合わせに関するボタン」を悪用し、ボタンをクリックするとポップアップ画面が表示され、その指示に従って「OK」ボタンをクリックするとMicrosoft Outlookが起動され、メールを送信しようとしてユーザーのメールアドレスなどを収集する手口が登場していると報告した。詳細情報はURL(http://www.securebrain.co.jp/news/060718_info.html)で知ることができる。IPAは2006年10月3日に、9月中に寄せられたセキュリティ関連の届け出や相談の件数を集計して公表し、9月はワンクリック詐欺に関する相談が過去最多の223件だったと報告した。詳細情報はURL(http://www.ipa.go.jp/security/txt/2006/10outline.html)で知ることができる。米国のFBI Internet Crime Complaint Centerが2007年3月16日に、年次報告書「FBI Internet Crime report 2006」を公開した。The Registerの表現によれば、インターネット犯罪はScrooge McDuckのようにビンビンに元気で、富を求めて泳ぎ回っていると報告している。Scrooge McDuckの画像を掲載しかけましたが、ディズニーからクレームが来そうで中止しました。それでも知りたい方は、Amazonで---早い話が、金の亡者のアヒル!いかにもThe Registerらしい表現で、2006年に米国の消費者は、インターネット犯罪に関して20万7492件の告訴を起こして、詐欺などでUS$1,984億の記録的な損失を報告した。オンライン・オークション詐欺が1位で、苦情の44.9%を占めた。料金だけを受け取り、商品を送らない詐欺が19%を占めた。また、ナイジェリア詐欺(419詐欺/Nigerian Letter Fraud/419 scam)も多く、2006年の平均被害額はUS$5,100であったと報告した。詳細情報はURL(http://www.ic3.gov/media/annualreport/2006_IC3Report.pdf)または、URL(http://www.theregister.co.uk/2007/03/19/fbi_crime_report_2006/)または、URL(http://www.amazon.com/Life-Times-Scrooge-McDuck/dp/0911903968)で知ることができる。米国のFair Isaac社は2007年5月18日に、2006年夏にSEMPO(Search Engine Marketing Professional Organization)の協力で実施した調査により、検索エンジン各社が提供しているPPC(ペイ・パー・クリック)型広告のトラフィックは、詐欺クリックが1割以上を占める可能性があるという調査結果を発表した。詳細情報はURL(http://www.fairisaac.com/fic/en/news/press-releases/Research+Indicates+Click+Fraud+Problem.htm)で知ることができる。
MarketingChartsは2008年10月24日に、Click Forensicsによる2008年第3四半期ワンクリック詐欺レポート「Click Fraud Index」を紹介し、2008年第3四半期の平均したワンクリック詐欺率は全体的に見て16%で安定していた状態で成立したが、ボットネットからの総合的なワンクリック詐欺率は28%で、10%の上昇はワンクリック詐欺と戦うために潜在的に広告業界の努力をひそかに害していたと報告した。
主要な2008年第3四半期ワンクリック詐欺調査結果は、
* 全産業の平均したワンクリック詐欺率は2008年第3四半期に16%で、わずかに2008年第2四半期と2007年第3四半期に報告された16.2%から、下がっていた。
* ボットネットからのトラフィックは、2008年第3四半期のすべてのワンクリック詐欺トラフィックの27.6%となって、2008年第2四半期より25.2%情報した。
* Google AdSenseとYahoo Publisher Networkを含むサーチ・エンジン・コンテンツ・ネットワークに現れるPPC広告の平均したワンクリック詐欺率は27.1%であったた。これ2007年第3四半期に報告された28.1%、2008年第2四半期に報告された27.6%から下がっていた。
*2008年第2四半期では、北米以外で最大級の割合のワンクリック詐欺はロシアの4.9%、フランスの4.8%、イギリスの3.5%であった。詳細情報はURL(http://www.marketingcharts.com/topics/e-commerce/q3-click-fraud-rate-holds-steady-at-16-botnet-activity-rises-6523/)または、URL(http://www.clickforensics.com/newsroom/press-releases/114-industry-click-fraud-rate-hovers-at-16-percent-for-third-quarter-2008-.html)で知ることができる。