SCIGN(Southern California Integrated GPS Network)


米国のSCEC(南カリフォルニア地震センター/Southern California Earthquake Center)の科学者が、地表面の揺れ具合を記録する従来の地震計とは異なり、GPS(Global Positioning System)を用いて、世界的にも地震が多いことで有名な米国カリフォルニア州南部の地表面プレートの動きを観測し、地震を予知するシステムを開発するためのネットワークシステムの名称。2001年7月6日の時点で、合計250のSCIGNステーションの設置を完了した。詳細情報はURL(http://www.scign.org/)で知ることができる。SCECではさらに、全長2,000フィート(約600メートル)のパイプライン内部でレーザー光線を発信し、両端で照射位置を計測するレーザー光線を用いた計測機器の設置も計画している。このシステムでネットワークを構築すると、SCIGNの1000倍程度精度が上がるといわれている。SCECの情報はURL(http://www.scec.org/)で知ることができる。河北新報は2003年5月28日に、三陸南地震が発生下2003年5月26日の県によるITの実体格差をレポートした。記事によれば、岩手県は、地震発生1時間後の午後7時20分にホームページで災害情報を掲載し、27日昼までには、負傷者数、道路、学校などの被害状況を5回書き換えながら伝えたのに対し、「IT先進県」を標榜している宮城県は2003年5月27日午前9時の対策本部会議で幹部が問題を指摘し、慌てて1日遅れた午前10時半すぎ、交通規制情報を掲載する「お粗末」な状態であった。NASA(National Aeronautics and Space Administration/米国航空宇宙局/ナサ)のJPL研究所は2004年10月1日に、米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)から予算を受けてコロラド大学(University of Colorado/現在は University of California, Davisに改名)、NASAのパサディナJPL研究所 (NASA's Jet Propulsion Laboratory, Pasadena, Calif)とNASAが開発している地震予測システム「Rundle-Tiampo Forecast」は過去10年間に起こった16回のマグニチュード5以上の地震のうち、15回の地震発生地点を予測したという驚異的な結果を残したと報告した。ただし、これは中心になって開発に参加したDr. John Rundle(director of the Computational Science and Engineering initiative at the University of California)の論文を基にして、開発したJPL研究所が発表したリリースですから、予算獲得するために発行した米国流自画自賛リリースかもしれないので、今後、別の第三者研究機関から評価が求められる。詳細情報はURL(http://www.nasa.gov/vision/earth/environment/0930_earthquake.html)で知ることができる。