SERVISプロジェクト

Space Environment Reliability Verification Integrated System project

宇宙環境信頼性実証システム・プロジェクト

日本の宇宙産業の国際競争力強化に期待して、経済産業省及び独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO機構)が宇宙などの極限環境で使用する機器の低コスト化及び高機能化を目的として実施しているプロジェクトの名称。衛星を軌道上で約2年間運用し、極限環境下での利用可能性を有する民生部品の耐環境性能を宇宙で実証し、取得した耐環境性能データを知的基盤として蓄積、衛星の製造に利用するため、経済産業省製造産業局航空機武器宇宙産業課は2003年10月22日に、経済産業省及び独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2003年10月29日午後10時43分頃(現地時間午後4時43分頃)に宇宙実証衛星1号機(SERVIS-1)を、ロシア・プレセツク射場(Plesetsk Cosmodrome)から、ドイツのDASA(Daimler-Benz Aerospace)とロシアのKhrunishev State Research and Production Space Centerが衛星打ち上げビジネス企業として設立したユーロコット(Eurockot)社が制作した長さ29,14m、太さ2,50m、重さ111tのロケット「Rockot」により打ち上げられることを発表した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004630/)または、URL(http://www.eurockot.com/servis1.html)で知ることができる。「Rockot」は、本来ロシアの核搭載可能な大陸間弾道ミサイル「ICBM」として開発された「RS-18 ICBM (UR-100NU)」をドイツとロシアの共同プロジェクトによって改造されたロケットで、従来核爆弾を搭載する部分に「SERVIS-1」が搭載される。つまり、ロシアの既製品であり、大量生産品である「ICBM」を再利用していることから、価格も安く、性能も安定している。問題は殺人兵器として作られたロケットであるという悪いイメージといえる。詳細情報はURL(http://members.aol.com/SLVehicles3/East_Europa_3/Rockot/Text/Frame.htm)または、URL(http://members.lycos.co.uk/spaceprojects/lv/rockot.html)または、URL(http://www.eurockot.com/)で知ることができる。