SIP(Session Initiation Protocol)

セッション開始プロトコル

インターネット会議や、テレフォニー、プレゼンス、イベント通知、インスタントメッセージング(IM)などのモバイルアプリケーションに適した携帯電話か他のクライアントをサーバーに接続するためのプロトコルの名称。
通常RTP(Real-time Transport Protocol)というシンプルなプロトコルが用いられ、IP電話では、約20msごとに1パケットを送るようになっている。このような連続したメディア・パケットのことをメディア・ストリーミングと呼んでいる。
インターネット関連のプロトコル標準化団体IETF(Internet Engineering Task Force/インターネット技術特別調査委員会)が1999年に作成し、スウェーデンのHotsip社が2002年12月2日に、固定及び携帯電話ネットワーク向けとしてJ2EEフレームワーク上に構築した、通信関係の規格を認定するITU(International Telecommunication Union/国際電気通信連合)で策定された「H.323」よりシンプルで、UNICODEによる多言語をサポートし、Windows上のインスタントメッセージング環境「Windows Messenger」と相互運用性を確保し、IPネットワーク上のマルチメディアセッションを確立するための「RFC3261」で標準化されている、IP電話の音声データを制御するアプリケーション・レイヤのシグナリング・プロトコルで、これまでIP電話に使われてきた通信手順「H323」に置き換えられる新しい手順として注目されている。
また、一般電話で利用されている電話番号の代わりに、電子メールに似たアドレスを使い、インターネット上のIPアドレスへ自動的に変換して通信相手を探せるため、パソコンやインターネットとの親和性が高いといわれている。詳細情報はURL(http://www.hotsip.com/news/one.asp?id=1389&showinfotype=press_news)で知ることができる。RFC3261に関してはURL(http://www.ietf.org/rfc/rfc3261.txt)で知ることができる。
また、無線LAN環境を利用することで、高額な携帯電話に代わる定額で利用できる携帯電話の実現に向けた新しい技術としても注目されている。
米国のBBB(Better Business Bureau)は2004年5月4日に、1997年からの携帯電話の設備/供給/サービスに関する苦情データ「BBB Complaint Data for Cellular Telephone Equipment/Supplies/Services」を公開し、他業界と比較して携帯電話業界は2002年が最低ランクで、2003年が最低から2番目であったと報告した。詳細情報はURL(http://www.bbb.org/alerts/article.asp?ID=511)で知ることができる。
ミシガン大学(University of Michigan Business School)は2004年6月3日に、ACSI(American Customer Satisfaction Index)のプロジェクトとして2004年第1四半期の顧客満足度調査を公開し、携帯電話サービスが下から2番目だったことを報告した。詳細情報はURL(http://www.theacsi.org/press_releases/0604q1.PDF)で知ることができる。
Forum Nokiaは2005年3月8日に、SIPを第3世代携帯電話であるNokia 60シリーズに導入すると発表した。また、Series60と共に第2世代向けとして、SIPのプラグインを公開する。詳細情報はURL(http://www.forum.nokia.com/main/1,6566,1_44,00.html)で知ることができる。
cellular-newsは2007年7月4日に、SIP(Session Initiation Protocol)サービスは2010年に標準化され、急速に世界のテレコム市場に浸透し、支配すると予測した。なんと2012年には全ユーザーの半分が「SIP」を利用すると報告している。ユーザーは、ウェブに対して企業と公衆通信回線の間で、他のユーザーとコミュニケートすることができる複数のデバイスとサービスから、多くのサービスを利用するより少なくとも1つの「SIP」ベースのサービスを利用するようになり、より多くなると予測している。
これは、インフラストラクチャ資本支出で毎日US$100億の収入を生成し、累積して年間US$1500億の収入になり、「SIP」は、NGN(Next Generation Network)と共にオールIPネットワークへ向けてモバイルの新業務として導入するための選んだ、究極の目標であると報告している。ABI ResearchアナリストIan Coxは、「この目標であるオールIPへの経路は複雑です。」「使われなくなっていた状態でそれらを取ることができるまでリソースを保有することは、簡単なプロセスではありませんが、移行するネットワークはIPにサービスを提供します。」「モバイルオペレータのボイスサービスはネットワーク・トラフィックを減少させるために最適化され、そしてLTEかHSPAの導入までVoIPへの変更は簡単な選択ではありません。」と解説している。
何らかの勢いで獲得した1つのメソッドは、「SIP」に基づくIPオーバレイを使用することになる。そこで新規の業務が設計され、着手される。また、ウェブサービス、サービス荷渡し場、および結局IMSをネットワークにもたらす道を切り開く、サポートする規格を使用することで許容される。Ian Coxはさらに、「SIPを使用して、電話は別のWebアプリケーションになり、アプリケーションを他のインターネット・サービスと統合することになり、それでサービス・プロバイダは一点に集められた音声とマルチメディアサービスを組み込みます。」つまり、いつまでも現在の携帯電話サービスを継続すると、この「SIP」の導入時期を間違え、とんでもないことになる。それと同時に、「SIP」の導入をあせると、大混乱の渦に巻き込まれ、出口を間違える。
何しろ、2010年に標準化され、世界中で2012年に半数が採用しているという予測は、大きなモバイル環境の改革時になると言うことで、ABI Researchは、2012年までには約12億人のVoIPユーザーが活発に採用し、ほとんどのユーザーがビデオ共有に加入して、ユーザーが発生する内容への関心によって、いくつかのフォームのメッセージングとして定着している。もっとも、一般ユーザーが「SIP」を使用していると感じるのではなく、当たり前に使用してしいることになる。詳細情報はURL(http://www.cellular-news.com/story/24726.php)で知ることができる。
IPA(情報処理推進機構)はSIP(Session Initiation Protocol)やRTP(Real-time Transport Protocol)・RTCP(RTP Control Protocol)の脆弱性について初めて調査を行い、2007年12月5日に報告書をWeb上で公開した。詳細情報はURL(http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/vuln_SIP.pdf)で知ることができる。